イライラを鎮める温泉の効果!?

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日本人にとって温泉は特別な存在です。古くから温泉には病を癒やす力があると考えられ、日本人の心の拠り所となってきました。現代においても、西洋医学で病気が治らない場合に、温泉を活用した湯治に救いを求める方は大勢います。 このように何となく健康によい、と信じられてきた温泉の効能・効果が、近年科学的に検証されるようになってきました。
温泉の医学的作用には、物理作用、化学作用、生体調整作用がありますが、泉質により多少効能が違ってくるのが温泉の妙ともいえます。
例えば、スパなどのナトリウム塩化物強塩泉という泉質の場合には、ナトリウムが皮膚表面を膜のように覆うことで、物理作用としての温熱・保温に非常に優れた効果を発揮します。
このためナトリウム塩化物強塩泉は別名「熱の湯」と呼ばれ、一般的に免疫力を高める効果があることに加えて、関節リウマチや変形性関節症など、筋骨格系の痛みに対して効果が高いことが知られています。
 

 
また炭酸泉は、化学作用としての末梢血管拡張作用が強く、微小循環の改善効果が高いことがわかっています。これにより、高血圧や小動脈閉塞、微少循環障害などがよい適応となり、炭酸泉は別名「心臓の湯」ともいわれます。
さらに、これまでさまざまな心理指標を用いた調査が行われ、温泉療法にはリラクセーション効果があることはもちろん、抑うつ傾向を改善する効果があることなどが実証されています。何かとストレスの多い現代を生きる私たちにとって、 心身のリフレッシュのため「積極的休養」を取ることはとても大切です。日本古来の健康の智慧・温泉を活用した生活習慣は、この「積極的休養」を実現する、 時代に即したライフスタイルといえるでしょう。
 
さてここからは、具体的な温泉や入浴の効果、特にイライラ対策のひとつとして、心理的な効果についてさらに詳しくみていきましょう。
実は、入浴する際の温度によって、期待される効果が異なってきます。大まかにいうと、37~40℃の温度ではリラクセーション効果が、40~42℃の温度では免疫力や抗ストレス作用を高めるなどの効果が期待できます。
ちなみに40以上の温度では、交感神経が緊張することにより血圧や心拍数の上昇が起こるため、あまりおすすめできません。特に高血圧や心臓病がある方は、熱いお風呂へ入ることは控えた方が無難です。
 
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