子育てのイライラをコントロール

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「なんでやらないの?」から「どうしたらできる?」に変える

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「なんで片づけないの?」と聞かれても...

叱るときどんな言い方をよくしますか? たとえば、お片づけをしない場合。 「なんで片づけない の?」「何回言ったらやるの?」「いいかげんにしなさい!」「だらしがないわね......」「それでいいと思ってる?」...... これで、本当に言いたいことは伝わっているでしょうか。
素直な子どもが、文字通り、受け取って、理解できるセリフになっているかどうかを確認してみましょう。
 

●「なんで片づけないの?」→ あいまいな返事しか返ってこないことが多い
●「何回言ったらやるの?」→ 何回か数えて答えてほしいわけでもない
●「いいかげんにしなさい!」→「いいかげん」が何なのか抽象的で伝わりにくい
●「だらしがないわね......」→「あなたはだらしない」という刷り込みになる

 
大人にとっては「片づけないことが良くないこと」「いつも言っているから、わかっているはず」という大前提に立って、それを強調するための表現かもしれませんが、逆に子どもにはわかりにくくなっていることがあります。
 
なかでも効果がないのは、イライラしているときに「なんでやらないの?」と怒って言うというもの。
なぜなら、やらなかった理由をネタに怒ることに、あまり意味はないからです。返ってくる返事といえば、だいたいが言い訳だったり、「もっと遊びたかった」「面倒くさかった」などのあいまいなもの。
 
そして、このあいまいな返事によって、さらにお母さんのイライラの火に油を注ぐことになりかねません。
そもそも「なんで?」と聞かれると、なんだか責められている気がして、言い訳を考えたくなってしまうもの。らちのあかない話になって、結局、論点がずれてしまいかねません。
 

これからすることに目を向けさせる

あるお母さんが、「恥ずかしがり屋な息子が、人から挨拶をされても挨拶を返せないことに対して『なんで挨拶しないの?』と問い詰めてしまう」と言っていました。
あとで落ち着いてから、「どうして挨拶したくなかったの? 理由があった?」と聞いてみれば解決するのですが、イライラしているときに強い口調で「なんで挨拶しないの?」 と言っても話は解決に向かいません。
 
そこに時間を使うくらいだったら、近道をいきましょう!
「どうしたらできる?」とできそうなことを考えるのです。 これを「ソリューション・フォーカス・アプローチ(未来解決思考)、と言います。
つまり、どうしてできなかったのか、何が悪かったのかを悩んだり、分析することに時間を使うのではなく、「これからできるようにするためには?」「どういう状況を作り上げたいか?」を考えて、未来に目を向ける、というアプローチです。
 
できなかったことを責めるニュアンスの「なんで?」という言い方をやめて、「どうしたら(......できる?)」と、これからの可能性に目を向けましょう。
子どもの意識も、"過去(できなかったこと)"、に行かず、"未来"に向かうので、主体的にやる気が起きやすくなります。
 

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