子育てのイライラをコントロール

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自分を主語にして自分の気持ちを伝えるiメッセージ

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youメッセージとiメッセージ

「ものは言いよう」と言いますが、同じ事実でも言い方ひとつで「受け取られ方」が変わることがあります。
アンガーマネジメントは内省のスタンスなので、自分を変えることはしても、相手を直接変えることは考えません。自分が自分のイライラにどう対処するかを見直すことはできますが、相手をコントロールすることはできないからです。
けれども、自分の「言い方」を変えることで「伝わり方」を変えて、その後の展開を変えていくことはできるのです。
 
ここで紹介したいのは、「i(アイ)メッセージ」という方法です。 iメッセージというのは、自分を主語にして自分の気持ちを伝えるもの。
それに対してyou(ユー) メッセージは、相手を主語にして相手のことを表現するもの。同じことを伝えても、相手に与える印象は違ってきます。
 

●ジャングルジムの上でふざけている子どもに
【youメッセージ】(あなたは)危ない!なんでそんなとこでふざけるの!

●家事と子どもの相手で忙しい自分のそばで、ひとりテレビを見て笑っている夫に
【youメッセージ】(あなたは)子どもにおかまいなしでテレビを見てるのね。(あなたは)わたしがこんなに忙しいのに気づかないの?

 
youメッセージで言われると、どうしても責められているニュアンスがあるため、言われたほうは、つい「落ちたりなんかしないよ!」「この番組おもしろいんだよ。さっき子どもと遊んだじゃないか!」などと、反射的に言い返したくなります。
でも言っているほうは、その説得力のない言い訳を聞くと、さらに腹が立ち「落ちないって言って、この前も不注意で怪我したじゃない!」「テレビがおもしろいからって、目の前の子どものことはどうでもいいわけ?」などと、さらに言い返してしまうことも多いもの。
 

「わたし」が 主語だと反論の余地がない

これを自分を主語にしたiメッセージで伝えると、どうでしょう?
 

【iメッセージ】(わたしは)落ちるんじゃないかと心配だわ。あなたが怪我をしたら (わたしは)悲しいし、怪我をしそうで怖いわ。

【iメッセージ】(わたしが)手が離せないときに子どもを見てくれないと困るわ。あなたが子どもに本を読んでくれたら(わたしは)助かるし嬉しいわ。

 
そこには相手を責めるニュアンスはなく、話題は、相手の行動ではないので、言い返しのしようがありません。なぜなら、言っているのは事実である自分の気持ち。お母さんがどう感じるかは、相手にとって反論する余地のない事実です。
言われたほうは言葉通りに受け取りますし、自分の行動によってお母さん(奥さん) はそう感じるのか、自分がそう感じさせているのか、ということに意識がいきます。
すると、次に出てくる言葉が変わったり、自分の行動を見直すことに意識が向きやすいもの。「心配させてごめんなさい。気をつけるよ」「そっか、そうだね」という言 葉が自然と出てくるでしょう。
つい相手を責めたくなるようなときも、一歩下がって自分がどう感じて苛立ちにつながっているのか、自分の第一次感情を探し、それを伝えるようにしてみましょう。
 

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