子育てのイライラをコントロール

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カーッと頭に血がのぼるのは、 たった6秒

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高ぶった感情を外に出したい衝動

カッと頭に血がのぼったとき、大声を出さずにはいられない、ものについ八つあたりしてしまうなど、何らかの方法で心のなかに渦巻くモヤモヤを発散せずにいられない衝動に駆られてしまうことってありませんか?
 
子育て中のお母さんなら、あまりに言うことを聞かない子どもに大声で怒鳴ったらスッキリした、という経験があるのではないでしょうか。
 
ただ、怒鳴った瞬間はスッキリするものの、後味の悪さは残ります。 怒鳴っても誰も幸せにならないことぐらい、わかっている。ものにあたってもどうしようもない......頭ではわかっているんですよね。でも、ついやってしまうのです......。
 
実は、これらの方法は、イライラを手っ取り早く手放すためには理にかなっているのです。
人には、心に溜まった感情や高ぶった感情を外に出すことで、「ガス抜きしたい」という衝動があります。大声を出すことで、溜まった感情を吐き出せるので、イライラが解消されたような気になるのです。
ため息や愚痴もそうですが、誰かに言ったり、話すことでスッキリすることは多いもの。
 

深呼吸は大声を出すのと同じ効果がある

アメリカでは次のような心理療法もあるようです。 小瓶をつねに携帯しておき、イラッとしたらウップンを瓶のなかに叫び、叫び終わったら瓶の蓋を閉めて、心をスッキリさせるそうです。 なんだかイソップ童話の「王様の耳はロバの耳」みたいですね。 イライラも内緒話も、心の内には溜めておけないものなのかもしれません。
 
しかし、イライラすることは癖になりやすく、イライラするほどにイライラしやすくなります。
イライラは自分の危機を教えてくれるサインなのですが、イライラすることで問題を解決することはできず、かえって多くの問題を生みだしてしまうのです。
 
なので、イライラする、ものにあたるに代わる方法を試してください。 イラッときて爆発しそうになったら、その前に、深く息を吐いてみましょう。 あるいは、いったんその場から離れてみる方法もあります。 それだけで、気持ちがだいぶ落ち着きます。
 
イライラにのまれて、状況を悪化させることのないように、できることは何でもやってみましょう。
 

アドレナリンが体から抜けるまでの辛抱

一般的に、イライラのピークはどれくらい続くと思いますか? すごく長そうに感じますが、実は、たったの6秒だと言われています。
 
イライラを感じたとき、動物の本能として、体にアドレナリンが走ります。 アドレナリンとは、危機を感じたときに多く分泌されるホルモンの一種です。 衝動的なイライラの正体は、このアドレナリンなのです。このアドレナリンのせいで、わたし達は反射的にイライラしてしまうのです。
 
イライラを感じると、「動物脳」と呼ばれる本能・感情を司る大脳辺縁系に司令がいきます。その間は、交感神経が刺激されて、思考力・判断力が低下している状態です。
それから動物脳の外側にある「人間脳」と呼ばれる大脳新皮質に情報が伝達されると、思考・判断といったフィー ルドが活発になります。
この状態になると、少し建設的なことが考えられるようになります。
アドレナリンが体から抜け、その支配から解放されるまでの時間は、たったの6秒なのです。
 

頭のなかで6まで数えて待ってみる


 
まずはゆっくり、深呼吸しながら「1、2、3、4、5、6」と頭のなかで数字を数えて、衝動的なイライラが通り過ぎるのを待ちましょう。 まちがっても、これはイライラするまでのカウントダウンではないことを意識してください。 クールダウンするまで6秒待つ、ということを習慣づけましょう。 この6秒で、イライラの状態をやり過ごせると思ったら、難しいことではないと思えませんか?
 
6秒が長いと思うか、短いと思うかは人それぞれ。 でもその間に、言ってもしかたのないことを口にしてしまったり、勢いづいて子どもを傷つけるような態度をとってしまったり。
あるいは売り言葉に買い言葉で、親子喧嘩に発展してしまい、時間とエネルギーを費やして疲れ切ってしまうくらいなら、決して6秒は長くないでしょう。
 
思考力・判断力が低下しているときの言動は、事態を良くないほうに持っていってしまうもの。
イライラして子どもと喧嘩して、関係も空気も悪くなったのに、肝心のことが何も改善できていない。そのわりにとても疲れた......ということのないようにしたいものです。
子どもでも取り組める簡単な方法なので、親子喧嘩になる前に、お子さんと一緒に 習慣づけてみてください。
 

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